『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』クリエイターズブログ Vol.9
2025.03.15
初めまして。
トゥーキョーゲームスシナリオライターの小山恭平と申します。
今回の開発ブログでは「シナリオ秘話を書いて」と社内の人にお願いされていたのですが、
発売一月前のこの時期に、どの情報をどこまで出していいのかイチイチ確認するのが面倒なので…
トゥーキョーゲームス内部ライターの紹介
でもしてお茶を濁そうと思います。
では早速。
社長なのにめっちゃシナリオ書く。それも信じられないぐらいの速度で。異次元の速さ。その全てが超絶ハイクオリティ。クリエイターとして強すぎる。怪物。魔王。範馬ユージロウ。
己の筆一本でくだらぬリアルを屠り去るッッ!!
そんな全クリエイターの夢を体現してしまった人。存在自体が劇画調のマンガ。
今作『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』はそんな小高さんの集大成的な作品です。
小高和剛というクリエイターの辿り着いた場所を、トゥーキョーゲームスの行く末を、どうかみなさんの目で見届けて下さい。
SFやミステリーに精通しており、キレッキレの頭脳で斬新且つ驚きに満ちた「仕掛け」を次々に生み出していく知の巨神兵。「どうしてこんな難解な数式みたいなプロットを一晩で作れるんですか…?」みたいなエピソードが多々ある。
小高さんが“剛”の怪物なら打越さんは“理”の怪物。一度脳を解剖して、どんな仕組みになっているのか見てみたいレベル。
しかし酒を飲むと自慢の頭脳にデバフがかかり、「どうして俺の太ももはこんなに硬くなっちまったんだ…」とか言いながら急に泣き出したりする。酒の怖さを身をもって社員に教えてくれる役員の鑑。
今作はそんな打越さんにとっての集大成でもあります。
剛の怪物と理の怪物の揃い踏みが見れるのは、『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』だけ!
世紀末のように荒れ果てていた現場に突如現れ、世界に平和をもたらしてくれたトゥーキョーゲームスのケン○ロウ。
今作の全ての仕様を面白くしてくれた若き現場責任者。登川くんがちょっと手を加えるだけで、「秘孔でも突いたぁ…?」ってくらいゲーム性が良くなる。
特にバトルバランスの調整にかけては超絶技巧の域。登川くんが昼夜を問わずバトルについて考え抜いてくれたおかげで、今作のバトルはそれだけでお金が取れるぐらい素晴らしいものになりました。
しかし自分で自分を追い込み過ぎるところがあるので、先輩としては見てて心配。つい先程も「バトルバランスに一片の悔いなし…」とか呟きながら会社の床に転がっていた登川くんに、そっと毛布をかけてあげたところです。
ハンドレッドラインのゲーム性の面白さは登川くんの尊い犠牲の上に成り立っている事を全力で世に訴えたい。
大丈夫、この努力はきっと実るさ。下に登川が埋まってる…
手の早さとクオリティを両立させる小高イズムの継承者。安定感抜群の先発ピッチャー。
小泉さんにシナリオをお願いすればもう安心。どれぐらい安心かと言うと、小泉さんが完成させた原稿は社内では誰もチェックしようとしないぐらい安心。だって読まなくても完璧だってわかるし。読む必要なくない?
小泉さんの書いた原稿、誤字脱字すら無いんだぜ…人間じゃねえ…
欠点らしい欠点と言えば、プレッシャーがかかる状況に陥ると露骨に喫煙量が増える事ぐらい。「あの人喫煙所に住んでるの?」って噂が流れるぐらいの頻度で喫煙所に入り浸る。
傷の無い原稿を完成させるため、代わりに己の肺を傷つける。そんな等価交換が小泉さんの執筆作法。
制作進行補佐兼シナリオライター見習い。
自分一人で作品を仕上げる力はまだまだないので、今作ではゼロゼロ稿(人に全修してもらうの前提のあら書き)の制作を担当。人生初の業務を見事にやり遂げてくれました。
真価を発揮するのはこれからなので、今はまだ多くは語らないでおきます。
これからの彼にご注目下さい。名前だけでも覚えてやって下さい。
受賞当時新卒ピカピカの保険営業だったが、直属の上司に小説の副業をやっている事が問題視されてちょっとヤバめなパワハラに遭い、退職を余儀なくされる。
会社を失ってしばらくの間は、「あぁ…もうおしまいだ…」と床に伏せって絶望の日々を送っていたが、
ある日突然「生きねば…」とサバイブスイッチが入り、以後は猛烈に働きまくるように。
小説を書き、ソシャゲのシナリオを書き、インディーゲームのシナリオを書き、ドラマCDの脚本を書き、アニメの脚本を書き、カーナビーの音声を書き、クロスメディアプロジェクトの立ち上げに参加し、歌詞を書き…執筆の仕事ならなんでもやって糊口をしのぐ地獄の5年間を過ごす。
そして迎えたデビュー6年目の2020年。メインシナリオを担当した『ALTDEUS: Beyond Chronos』という作品で大きな賞をいただく事ができ、ついに安定してご飯が食べられるようになる。
トゥーキョーゲームスには2021年末に加入。以後はもっと安定してご飯が食べられるようになり(毎月決まった日にお金が貰えるなんて夢みたい!)、今に至ります。
野良犬時代に培った力を総動員して、今作でもたくさんのシナリオを書かせていただきました。
それと、予約特典の小説も書かせていただきました。
Switchのパッケージ版を予約していただくと、『特防隊前日譚FILE03 雫原比留子の初陣』が手に入ります。
(STEAMでご予約いただいた場合は電子版が手に入ります)
この小説を読めば、特別防衛隊のメンバーが住んでいた謎の都市「東京団地」の実態がある程度わかります。
是非、予約して手に入れて下さい!
社内のライター陣の紹介は以上となりますが、他にもすばらしい社外ライターのみなさまのご協力によって、今作のストーリーは形成されております。
みんなが手を取り合い、文字に人生と執念を込め、最高の物語を創りあげました。
どうか、どうか、どうか、どうか、
『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』
をよろしくお願い致します!!!!
…もしもこの作品が売れなかったら弊社の財政の最終防衛ラインも突破されかねないので、買って下さいお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いし
トゥーキョーゲームスシナリオライターの小山恭平と申します。
今回の開発ブログでは「シナリオ秘話を書いて」と社内の人にお願いされていたのですが、
発売一月前のこの時期に、どの情報をどこまで出していいのかイチイチ確認するのが面倒なので…
トゥーキョーゲームス内部ライターの紹介
でもしてお茶を濁そうと思います。
では早速。
小高和剛
言わずと知れた『ダンガンロンパ』シリーズの産みの親。トゥーキョーゲームス代表取締役社長。社長なのにめっちゃシナリオ書く。それも信じられないぐらいの速度で。異次元の速さ。その全てが超絶ハイクオリティ。クリエイターとして強すぎる。怪物。魔王。範馬ユージロウ。
己の筆一本でくだらぬリアルを屠り去るッッ!!
そんな全クリエイターの夢を体現してしまった人。存在自体が劇画調のマンガ。
今作『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』はそんな小高さんの集大成的な作品です。
小高和剛というクリエイターの辿り着いた場所を、トゥーキョーゲームスの行く末を、どうかみなさんの目で見届けて下さい。
打越鋼太郎
『Ever17』や『AI』シリーズなどで世界的人気を博すシナリオアドベンチャーのパイオニア的存在。トゥーキョーゲームス役員。SFやミステリーに精通しており、キレッキレの頭脳で斬新且つ驚きに満ちた「仕掛け」を次々に生み出していく知の巨神兵。「どうしてこんな難解な数式みたいなプロットを一晩で作れるんですか…?」みたいなエピソードが多々ある。
小高さんが“剛”の怪物なら打越さんは“理”の怪物。一度脳を解剖して、どんな仕組みになっているのか見てみたいレベル。
しかし酒を飲むと自慢の頭脳にデバフがかかり、「どうして俺の太ももはこんなに硬くなっちまったんだ…」とか言いながら急に泣き出したりする。酒の怖さを身をもって社員に教えてくれる役員の鑑。
今作はそんな打越さんにとっての集大成でもあります。
剛の怪物と理の怪物の揃い踏みが見れるのは、『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』だけ!
登川晶弘
元株式会社ATLUS所属。約2年前にトゥーキョーゲームスに加入。世紀末のように荒れ果てていた現場に突如現れ、世界に平和をもたらしてくれたトゥーキョーゲームスのケン○ロウ。
今作の全ての仕様を面白くしてくれた若き現場責任者。登川くんがちょっと手を加えるだけで、「秘孔でも突いたぁ…?」ってくらいゲーム性が良くなる。
特にバトルバランスの調整にかけては超絶技巧の域。登川くんが昼夜を問わずバトルについて考え抜いてくれたおかげで、今作のバトルはそれだけでお金が取れるぐらい素晴らしいものになりました。
しかし自分で自分を追い込み過ぎるところがあるので、先輩としては見てて心配。つい先程も「バトルバランスに一片の悔いなし…」とか呟きながら会社の床に転がっていた登川くんに、そっと毛布をかけてあげたところです。
ハンドレッドラインのゲーム性の面白さは登川くんの尊い犠牲の上に成り立っている事を全力で世に訴えたい。
大丈夫、この努力はきっと実るさ。下に登川が埋まってる…
小泉陽一朗
大学在学中に小説の新人賞である「第1回星海社FICTIONS新人賞」を受賞しデビュー。著作に『ブレイク君コア』『夜跳ぶジャンクガール』など。その後シナリオライターに転身。手の早さとクオリティを両立させる小高イズムの継承者。安定感抜群の先発ピッチャー。
小泉さんにシナリオをお願いすればもう安心。どれぐらい安心かと言うと、小泉さんが完成させた原稿は社内では誰もチェックしようとしないぐらい安心。だって読まなくても完璧だってわかるし。読む必要なくない?
小泉さんの書いた原稿、誤字脱字すら無いんだぜ…人間じゃねえ…
欠点らしい欠点と言えば、プレッシャーがかかる状況に陥ると露骨に喫煙量が増える事ぐらい。「あの人喫煙所に住んでるの?」って噂が流れるぐらいの頻度で喫煙所に入り浸る。
傷の無い原稿を完成させるため、代わりに己の肺を傷つける。そんな等価交換が小泉さんの執筆作法。
石井ののん
新卒でトゥーキョーゲームスに入社した期待のルーキー。制作進行補佐兼シナリオライター見習い。
自分一人で作品を仕上げる力はまだまだないので、今作ではゼロゼロ稿(人に全修してもらうの前提のあら書き)の制作を担当。人生初の業務を見事にやり遂げてくれました。
真価を発揮するのはこれからなので、今はまだ多くは語らないでおきます。
これからの彼にご注目下さい。名前だけでも覚えてやって下さい。
小山恭平
2015年に小説の新人賞である「第25回講談社BOX-AiR新人賞」と「小学館ライトノベル大賞」の審査員奨励賞を受賞してデビュー。受賞当時新卒ピカピカの保険営業だったが、直属の上司に小説の副業をやっている事が問題視されてちょっとヤバめなパワハラに遭い、退職を余儀なくされる。
会社を失ってしばらくの間は、「あぁ…もうおしまいだ…」と床に伏せって絶望の日々を送っていたが、
ある日突然「生きねば…」とサバイブスイッチが入り、以後は猛烈に働きまくるように。
小説を書き、ソシャゲのシナリオを書き、インディーゲームのシナリオを書き、ドラマCDの脚本を書き、アニメの脚本を書き、カーナビーの音声を書き、クロスメディアプロジェクトの立ち上げに参加し、歌詞を書き…執筆の仕事ならなんでもやって糊口をしのぐ地獄の5年間を過ごす。
そして迎えたデビュー6年目の2020年。メインシナリオを担当した『ALTDEUS: Beyond Chronos』という作品で大きな賞をいただく事ができ、ついに安定してご飯が食べられるようになる。
トゥーキョーゲームスには2021年末に加入。以後はもっと安定してご飯が食べられるようになり(毎月決まった日にお金が貰えるなんて夢みたい!)、今に至ります。
野良犬時代に培った力を総動員して、今作でもたくさんのシナリオを書かせていただきました。
それと、予約特典の小説も書かせていただきました。
Switchのパッケージ版を予約していただくと、『特防隊前日譚FILE03 雫原比留子の初陣』が手に入ります。
(STEAMでご予約いただいた場合は電子版が手に入ります)
この小説を読めば、特別防衛隊のメンバーが住んでいた謎の都市「東京団地」の実態がある程度わかります。
是非、予約して手に入れて下さい!
社内のライター陣の紹介は以上となりますが、他にもすばらしい社外ライターのみなさまのご協力によって、今作のストーリーは形成されております。
みんなが手を取り合い、文字に人生と執念を込め、最高の物語を創りあげました。
どうか、どうか、どうか、どうか、
『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』
をよろしくお願い致します!!!!
…もしもこの作品が売れなかったら弊社の財政の最終防衛ラインも突破されかねないので、買って下さいお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いし